わーい。

d0033422_1934958.jpg念願の羽織、買っちゃったー。
最近は長羽織が流行らしく、アントルポ・ドゥ・HANAさんなどの店頭でもたくさん新しい羽織が出ています。



しかしながら。
若い人向けの着物ショップなどで近頃最も多く出ている羽織は、流行りの古い柄の復刻版も多く色使いもそれなりに面白いのですが、価格が一万五千円ほどもする割には素材がポリエステルのため、どうしても質感がしっくりこないのです。普段使いには良いのでしょうが、柄と色の割には薄っぺらな雰囲気がぬぐいきれず、私はどうにも手が出ませんでした。

でも、私にはどうしても羽織を買う必要があったのです。

というのも、今月17日に未来塾の例会が「料亭 川甚」で大々的に行われるのです。何やら芸者さんを呼び本物の芸が見られるということで、こんな世界が札幌にもあったのか!と驚愕。こんな機会、はっきり言って私の一生のうちに再びあるものか。いや、きっとない。(反語は強い否定。笑)
豪華だとかそんなことはどうでも良いのですが、お座敷芸なんて全く私の知らない世界なので、今回の企画にはもう興味津々です。教養のひとつとして見ておいて損はありません。
よし、折角なのでここはひとつ着物で行ってみよう!わーい、晴れてキモノデビューだ!

・・・しかしながら、そこは着物初心者の私。着付けのボロが出そうで心配です(笑)。
着崩れや帯の甘さが気になっていては折角の会も楽しめません。
そこで羽織のお出ましです。

私の手持ちはアンティークの正絹(写真:羽織の下の深いグリーンの着物)。
なので、ポリエステルの新品羽織では柄も質感もどうにも違和感があります。
こんな時は迷わず、まめぐらさん(本店)へGO!

d0033422_20465436.jpg店員さんに奥から在庫も出してきてもらって、
座り込んでアンティーク羽織の品定め。
こういうときは直感に従うのが一番です。
あれこれ見た末、やっぱり一番最初に目についた羽織に決定。
お値段も一万円と、
市販の新品ポリエステルものよりぐっとお手ごろです。
それに、ほらほら、アンティークらしい裏地もすてきでしょ。
うう~ん、幸せ~♪

あとは冒頭のHANAさんにたのんでおいた、
リサイクル帯のかがりが出来てくるのを待つのみです。
Midori_Design、念願のキモノデビューに向けて着着と準備が進行中!


ところで、おいけ父さん!
今更な質問でお恥ずかしいのですが、従来の着物のルールで考えると、
料亭に絵羽でも紋付でもない羽織というのはちとまずいかな?という気も若干するのです。
ノリ的には出席者というより辰巳芸者か?という感じですしね。
私は未来塾メンバーの中ではちょいと毛色の違う人種=庶民デザイナー(笑)なので、
個人的にパフォーマンスとしては非常に面白いと思うのですが、
若い人だけならともかく、料亭には当然女将もいます。着物に詳しい芸者さんも来ます。
そこをあえて写真のような羽織というのは、例え宴会でも控えるべきでしょうか?
もっとも、某 「長羽織」プロデュース・メーカーのサイトを見ると、
そこまでかつてのルールに縛られなくてもいいかなという気もしますし。
或いは入り口で脱げばOKかな、と、迷ったりもしています。
父さん、アドバイスをお願いします!
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by midori_design | 2005-11-05 21:04 | 和もの生活 | Comments(5)
Commented by おいら at 2005-11-06 14:03 x
みどりさん こんにちは

京都は 昨日は最高の秋晴れでしたが
今日は 朝から雨です
その中 地区の「防災訓練」に行って参りました なかなかの規模で毎年行われています
(炊き出しもあった 今帰宅しました)

写真下側 「羽織の裏地」 20年ほど前まで このデザインを手がけておりました (京都で生産されていた分では 私のデザインのものが一番多かったと思います) 
「羽二重友禅」というジャンルです 昭和初期までは オシャレとして気を配りました (隠れたところに凝るということ)
Commented by おいら at 2005-11-06 14:03 x
キモノの着かたは 個性、自由があっていいと考えます
気持ちがいい 動きやすい・・ ことが第一ですね

京の女 「大原女」「白川女」「畑が姥」 の労働着はいいですね
「筒袖の上着」に「もんぺ」は べりグーじゃあないでしょうか
「帯」だって アクセントベルトと考える
(民俗調査で (丹波) 「晴れのとき(正装)着る”もんぺ”」というのを聞いたことがあります)
その上から 自分らしく好みにあわせて (羽織りを) はおったり!

私の母(大正時代学生)は 羽織 絣長物 袴 革靴 スタイルだったそうです
Commented by おいら at 2005-11-06 14:09 x
女性の場合「羽織」「コート」は ”塵除け”のもの といわれたりしますが 普通のところでは 気にしないでいいんじゃあないでしょうか
デザインとして 「羽織の”衿”」は面白いですから 着方の工夫で引き立つと思う

ロングパンツに 長めの「羽織」を たらりと着る
ワンピースに 短めの「羽織」を 軽く着ける・・・
いろいろ 楽しめそうですね
Commented by おいら at 2005-11-06 14:09 x
それから 服装の歴史として 「内着の表着化」というのが有りますね
・もともと内着の「小袖」が」表着になった
・おもに浴場で着たものが 現在は「ゆかた」として外出もできる
・好みのデザインの襦袢で外出なんて 出来たら面白いでしょうね
 (現在 襦袢は下着の一種ですが 軽やかな生地素材 自由度の大きい意匠 着方の工夫 おおいに”凝る”価値がありそうですね) 

勝手なことを申しました ではまた
Commented by midori_design at 2005-11-06 18:36
おいけ父さん、わかりやすいお話をありがとうございました!
背中を押してもらったようで、ちょっと自信がつきました。
知らずに着崩すならともかく一応旧来の約束事は調べた上ですので、
当日は写真の着物と羽織で堂々自分らしく行きたいと思います。
(装道の先生に睨まれたら座敷では脱ぐかもしれませんけど。笑)

長着はもちろん、羽織の着こなし・襦袢の魅力など、」
まだまだキモノスタイルの可能性は広がりそうですね。
たいへん面白いお話で、新しい着こなしを考えてみたくなりました。
リサイクルやアンティーク着物を扱うショップと骨董市が
もっぱら仕入れの場になっている私。
安くてもおしゃれな、自分流キモノスタイルを確立したいですね!

ところで、おいけ父さんは羽二重友禅のデザインをされていたのですね。
「私のデザインのものが一番多かった」だなんて、すごい!尊敬!
そんな方が京都の父さんだなんて、私ったらラッキー♪
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