野点

本日はもと子さんのお誘いを受けて、中島公園にて催された他流派の野点へ。
私たち二人と先生、Sさんの四人で豊平館前にて待ち合わせ、
濃茶・薄茶・冷茶・煎茶と四席設けられた中、まずは冷茶席に。
北海道らしく心地よい風の吹く中にも
夏の陽射しは着物を着た私の額が汗ばむには十分。
涼しげで可愛らしい、お猪口のように小さなすりガラスの冷茶碗に
淹れられた美しい水色の冷茶は、一口含み飲みくだすと
まさしく「生きかえる」という言葉を体感するがごとき清清しさ。
その甘さに客席から漏れる感嘆の声。
木々と芝生の生き生きとした緑にキリリと冷えた冷茶。なんという贅沢。
その後薄茶も頂きお手前を堪能致しましたが、今日は何と言っても
あの冷茶の鮮烈さに適うものはありませんでした。
青空のもとで頂くお茶のなんと美味しいことよ。
ああ日本人で本当によかった。
一服のお茶に満たされた一日でございました。
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by midori_design | 2006-07-02 22:20 | 和もの生活 | Comments(4)
Commented by ノーム at 2006-07-03 22:16 x
着物にお茶か~。ニッポニアニッポンだねぇ~。昔、家の祖母の若い頃の写真を見た事があります。着物に日本髪の。昔の日本女性の着物姿は、たくましかった様に思います。今とは体型が違うから、そう見えたんだろうな・・。
Commented by くされ女 at 2006-07-03 23:50 x
先生から存在は聞き及んでいたものの、行きそびれていた中島公園の野点。近所だったのになぁ。

緑に囲まれていただくお茶は格別でしょうねぇ。いいなぁ。
今爽やかでほんといい季節ですよね。札幌は。
Commented by midori_design at 2006-07-04 09:47
>ノームさん。
いやぁ、ニッポニアニッポンですかー。
確かに着物でお茶なんて、茶人でなければ、
日頃そんな光景を目にすることは滅多にないですよねぇ。
日本の古き良き伝統がトキのように絶滅しないことを願います。

お婆様の着物姿、良いですねぇ。
体型だけではなく、当時の女性は今に比べ口数こそ少ないけれど
芯の通った精神のたくましさがあったのでしょうね。
着物姿で掃除・洗濯・子育て・内職などありとあらゆることを自らの手でこなし、
(今のように家電も何も無い時代、その労働たるやいかばかりか)
やはり地に足のついた力強さがあると感じます。
Commented by midori_design at 2006-07-04 10:00
>くされ女さん。
爽やかな風の吹く中、初夏の強い陽射しのもとで飲みくだした
淡い緑色の冷茶は本当に「命のしずく」といった感でした。
どうやらこの野点には当日券というものは殆どないらしく
茶席に入ること自体は知人のつてがないと難しいようですが、
たまに他流派のお手前というのも新鮮ですね!
それぞれの茶席を見て回り、とても楽しかったです。
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