カテゴリ:和もの生活( 29 )

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これが、先日来ブログに記載している昔着物の柄アップ写真です。
着付けて遠目で見るとわかりにくいですが、この写真ですと
所々に配された「紗綾型」と「麻の葉」の織りの地紋がよく見えますね。

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伸びやかで潔い竹縞。 しかしバックの牡丹が優美なやわらかさを添え、
なんとも言えないバランスを醸し出しています。 うーん、すてき。
これだから、昔着物はやめられません。 もー誘惑されっぱなし。笑

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ぐっとアップしてみました。

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糸が弱ってほつれた胴裏と八掛の縫い目の間から、布の裏側を撮ってみました。
こうしてみると、先染めではない感じもしますね。

おいけあん父さん、いかがですか? 少しでも調査の手助けになれば嬉しいのですが・・・
もしもこれが本当に林図案の着物だったら、驚きですね!
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日本人にとっての桜は特別と言いますが、まさしくその通りですね。
先週の土曜日、天気の良さに我慢しきれず、着物でふらりと九段下まで行ってきました。
やることがあるのはわかっていつつも、これが見納めかと思うといてもたってもいられず。笑

連日の陽気にはらはらと散り初めて、満開の豪奢さを堪能とはいきませんでしたが、
それでもやはり、江戸の桜は流石の眺め。心奪われずにいられません。
昨年まで北海道の桜しか知らなかった私にとっては、十分すぎるほどの魔力がありました。

お堀の水は散った花びらで一面に染まり、桜色の波紋が揺れています。
そして吹き上げる風に花びらが舞い、文字通りの桜吹雪。
ついつい時間を忘れて、いつまでもその景色を眺めていました。
日本で桜をテーマにした歌がずっと歌い継がれ、また新しく作られるのも、
この光景を見てはじめて頷くことができますね。 北海道ではなかなかこうはいきません。
うーん、「同期の桜」ってこういうことなんだよねー と、ひとりで納得してました。
だってすぐそこが靖国なんだもん。笑

群がる人だかりに紛れて、いつまでも塀にかじりついて舞い散る桜を眺めていたら、
後ろから「すみません、写真を撮らせてもらっていいですか」と年配の女性の声。
おっとっと、失礼シツレイ。あまりに長時間場所を占拠しすぎたか。
「す、すみません、どうぞっ」 と身をかわし場所をあけようとすると、
「い、いえ、そうじゃなくて、着物が素敵なので・・・」
あ、こりゃまた。 着物でしたか。 すみませんすみません。どうぞどうぞ。
と、なぜか軽くコント状態で桜見物は終了。


ちなみに今回は、いつものような黒っぽい色や、寒色系の着物を選ぶのはやめました。
だって昼間の桜を見に行くのですものねぇ。

ベースは、からし色味のベージュの濃淡地に、線画でうすく牡丹を染め抜いた控えめなお色。
そこにスパッと潔い竹文様を、紫で太く、朱で細く、上から下まで縦縞のように染めた、
大胆ながらもとても雰囲気のある、錦紗の小振袖をチョイスしました。
本当は桜にちなんだモチーフのものがあればと思ったのですが、
青空の下の気軽なお花見には、ちょっと適当なものが見つからなかったの。

帯もお好みの黒系じゃ重すぎるので、今回ばかりは白地を選択。 
着物の竹模様とリンクさせ、白地に紫の縞が効いた繻子帯にしました。

惜しむらくは、気がつくと八掛の裾がビリビリになっちゃってた・・・ってところですが、
そのくらいのアクシデントは、アンティーク着物にはつきものなわけでして。どんまい。
仕立て直すか、自分で手を加えるかして、ぜひまた着たい素敵な着物です。

あ、写真はまた今度ね。先週は撮る前に脱いじゃったから。
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表題の如く、目が覚めたらほぼ夕方だった。布団で寝ることのありがたさを実感w

仕方ないので事務所で作業するのは諦めて、今日はおとなしく洗濯と掃除をすることに。
んでもって、最近のお気に入りはこれ。ケータイだからいまいち寝ぼけた写真ですが。

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よく使い込まれた古くて小ぶりな簪たちで、先が折れたり傷があったりするけどそれぞれに魅力があり、組み合わせて使うのがとても楽しい。柄にも凝った模様が施されているのが素敵でしょー。ちなみに、新年のごあいさつ写真の時もこの中の3本を髪に挿しています。

なかなか買い物にも骨董市にも出かけられない私にとって、オークションは相変わらず貴重な入手源となっておりまする。

んーー、早くリアル骨董市巡りがしたいなー。
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久々に、これぞという古着物GET。

大好きな青みの緑に臙脂の牡丹唐草の大胆配色。
しかし全体に走る細かな黒の縦縞が、派手さ・甘さをいい具合に抑えている。
古着物特有の深い緑色萌え&縞着物マニア(略してシマニア)な私としては、
今回の戦利品はかなりツボ。

胴裏・袖裏の紅絹に、八掛と袖口からちらりと覗く
鮮やかな紫の江戸縮緬がまたすてきじゃないの。
昔着物特有の振りの長さもいい感じだし。

素材用として・・・ということで格安の品だったが、いやはやどうして、
これを着ない手があるものかー。もったいないもったいない

派手系着物・地味系着物のどちらも好きな私ですが、
忙しさの反動もあってか、今回は派手系スイッチが入りました。

明日はちょっと無理してでも着物を着よう。なんせ3ヶ月ぶりだしね。

眠いので写真はまたあとで。




・・・で、これがその着物。
部屋の電気が暗いのでいまひとつメリハリのない写真だけど。
んーーー陰気くさいから今度照明器具変えよう。

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オークションで見つけた拾い物。

古いという以外に特別説明が無かったので
まあ紙蛇の目だろうってくらいの軽い気持ちでいたら、
届いたのは羽二重傘だった。
紙なら防水と強化に柿渋を買って塗ろうと考えていたが
どうやらその必要も無さそう。

う~ん、すてき。

あえてジーンズで和傘を差して歩くのもいいかも。
でも日傘に使うにはちょっと大きすぎるかなぁ。
折角だから差し初めは着物がいいなぁ。

じめじめは嫌だけど、小雨でも降らないかな。
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d0033422_3145100.jpg今日の着物は「これぞ大正ロマン!」な1枚です。
洋服じゃまず絶対に着られないド派手な色柄ですが、これがアンティーク着物だというだけでもう何もかも許せてしまいます。オークションで見つけた時は「こりゃすごい!」と一気にテンション上がりました。単純にコレクションでも構わないと考えての落札だったので「こんなに派手なの着ちゃっていいのか・・・」と一瞬迷いましたが、あっさり着物の魔力に負けて着てしまいました。笑


つづき。
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今シーズン一番出番の多かった夏着物。すっかり定番になった感のあるこのコーディネートで、今日はちょいと美術館へ。ケータイ画像につきぼやけているが、私らしく(笑)深い青みのグリーン地に変わり亀甲文、実は赤のピンストライプが入っていてひそかに粋だ。夏お召しなのか、紗紬と言うのか、正絹のシャッキリ感も心地良い、ほのかな透け感が涼しげなお気に入りの1枚。しかし仕入値は驚愕の1,000円。モト取りまくりだ、オレ。

因みに、着物の下も時代物の柄入り絽襦袢で手ぬかりなし(というより、振り長の時代着物には、やはり古い襦袢でなければなかなか袖丈が合わないんだね)。ちょっと硬い手触りから人絹のようだが、生成地に明るい朱色で源氏香に草花文が染められた何とも風情ある1枚。古い夏襦袢だけに時代の汚れ感はあるが、私は見える部分が目立たなければOKなのだ。こちらは拾いものの730円也。優秀、優秀。

余談だが、最近出かける時はほとんど着物なので、カフェの常連仲間の間ではすっかり「ママ」になってしまっている。あまつさえ、店を開けばいいのにとやや本気で言われている始末。

しょうがないなぁ、「小料理屋みどり」でも開くか・・・・・・と思ったら、カフェ友の男性陣のリクエストはどうやら「スナック緑」らしい。そのうち副業候補として考えておくか。(ウソです。笑

しかし、もし仮にそうなったとして、副業の方が確実に儲かりそう (しかも何故かやや大儲け) な気がしてしまう今日この頃、皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
かしこ。
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昨日の晩は、入手したばかりの夏銘仙と紫鼻緒の下駄で夕涼みに。しかし生地が弱っていたと見えて、帰り道、ちょっとしたはずみで背縫いに沿って裾10cmほどがビリリと裂ける。ありゃー。

着つけている時から、ちょっとこれは糸が弱っているかなー?と感じてはいたんですが、とっても粋な感じが気に入ってすぐに着て出かけてみたかったのでえいやと外へ。 案の定、悪い予感は的中。やっぱり破けたか。

まぁ、このへんが古布買いのリスクというものなんですが。 2,000円じゃ、この程度のことは仕方ないか、ってなもんです。(笑) 幸い被害は裾の方だけだし、あとでちょっと繕っておこう。気をつけてやればもう何回かは着て楽しめるでしょう。そのあとはリメイクするなり何なり、他の利用法を考えてやればいい。

黒地にグレー(白糸と黒糸の織りでグレーに見せています)ですっきり角模様を織り出した夏銘仙に、やや生成りの白い羅織りの涼しげな帯。 薄紫の絽帯揚げで色を加え、緑がかった深い青~紫へとグラデーションのついた使い勝手の良い丸くけの帯締めでキリリと締めました。 ちょいと粋な姐さん風の着こなしです。いかがかな。
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d0033422_153110.jpg昨日は用事で街中に出たついでに、狸小路の履物屋さんに行ってきた。
下駄底にゴムを貼り鼻緒の調節をしてもらうため。
しかし本来下駄は消耗品。歯の減るのを惜しげもなく履くのが粋なんだろうが、どこへ行ってもアスファルトの現代、やはり減るにまかせるのは忍びなく。笑

今回手に入れた下駄はいずれも未使用のまま長いこと保管されていたようだ。特に手前のは箱にきちんとしまわれており、新品同様の美しさだった。桐下駄だからまともに買えばいい値段だが、そこはやはりオークション。紫の鼻緒のが610円、3色の粋な鼻緒のが1,600円。白木だから基本的には足袋を履いて、浴衣はもちろんだが普段の夏着物に合わせたい。

どちらも古いものなのでちょっと鼻緒がきつい。
そう言って下駄を履物屋の職人さんに見せると、ぱっと見て三色の鼻緒はこれ以上伸ばすのが難しいとのこと。今物と違い本麻ひもを使っているため無理にやると切れる可能性もあるので、鼻緒を挿げ替えてはどうかと言われてしまった。
私は、鼻緒がとても気に入ったからこの下駄にしたのだ。挿げ替えては意味がない。
職人の言葉にかなりショックを受けつつも、切れるかもしれないものに手出しをしたくないお店の気持ちは良くわかる。迷った末にこの下駄についてはちょっと対策を考えることにして、もうひとつの下駄の鼻緒の調整とゴム底貼りだけをやってもらって帰ってきた。

さて、どうしたものか。鼻緒が気に入って手に入れたこの下駄、履けずに終わるのは悲しい。
ええい、昔の人は鼻緒が切れたら自分で手直しもしていたのだ。ままよ。
結局自分で下駄底の金具を取り外し、あっさり鼻緒を伸ばすことに成功。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

なんだ、初めから自分でやりゃ良かったよ。
後で客先に行くついでにゴム底だけ貼りに行こう。笑


それにしても、暑い。
私の部屋は2階である上に、作業用のマシンと周辺機器の廃熱がたまるので尚更だ。
うう、暑くて仕事にならん・・・と思っていたら、さきほど一陣の風とともに、どこかご近所の家に吊るされているらしい風鈴の音がちりりんと聞こえてきた。
景色こそ決して純和風ではないここ北海道だが、「暑い」ばかり言っていた自分の中に、まさしく「日本の夏」の風情、その清清しさを呼び起こす風だった。

さあ、この粋な鼻緒の下駄をいつデビューさせようか。
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昨日の着物は、見た目に涼しい透ける生地の夏お召し。
携帯画像ではわかりづらいですが、黒地にところどころ白の飛び柄が入っています。
喪服じゃないよ。笑
北海道らしからぬ蒸し暑い日が続いているので、
帯も透け感が涼しげな羅織の独鈷文博多を合わせました。
しかし、着ている本人は汗だく。笑
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