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とりあえず着物はお預け。残念。
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by midori_design | 2008-04-20 14:36
日本人にとっての桜は特別と言いますが、まさしくその通りですね。
先週の土曜日、天気の良さに我慢しきれず、着物でふらりと九段下まで行ってきました。
やることがあるのはわかっていつつも、これが見納めかと思うといてもたってもいられず。笑

連日の陽気にはらはらと散り初めて、満開の豪奢さを堪能とはいきませんでしたが、
それでもやはり、江戸の桜は流石の眺め。心奪われずにいられません。
昨年まで北海道の桜しか知らなかった私にとっては、十分すぎるほどの魔力がありました。

お堀の水は散った花びらで一面に染まり、桜色の波紋が揺れています。
そして吹き上げる風に花びらが舞い、文字通りの桜吹雪。
ついつい時間を忘れて、いつまでもその景色を眺めていました。
日本で桜をテーマにした歌がずっと歌い継がれ、また新しく作られるのも、
この光景を見てはじめて頷くことができますね。 北海道ではなかなかこうはいきません。
うーん、「同期の桜」ってこういうことなんだよねー と、ひとりで納得してました。
だってすぐそこが靖国なんだもん。笑

群がる人だかりに紛れて、いつまでも塀にかじりついて舞い散る桜を眺めていたら、
後ろから「すみません、写真を撮らせてもらっていいですか」と年配の女性の声。
おっとっと、失礼シツレイ。あまりに長時間場所を占拠しすぎたか。
「す、すみません、どうぞっ」 と身をかわし場所をあけようとすると、
「い、いえ、そうじゃなくて、着物が素敵なので・・・」
あ、こりゃまた。 着物でしたか。 すみませんすみません。どうぞどうぞ。
と、なぜか軽くコント状態で桜見物は終了。


ちなみに今回は、いつものような黒っぽい色や、寒色系の着物を選ぶのはやめました。
だって昼間の桜を見に行くのですものねぇ。

ベースは、からし色味のベージュの濃淡地に、線画でうすく牡丹を染め抜いた控えめなお色。
そこにスパッと潔い竹文様を、紫で太く、朱で細く、上から下まで縦縞のように染めた、
大胆ながらもとても雰囲気のある、錦紗の小振袖をチョイスしました。
本当は桜にちなんだモチーフのものがあればと思ったのですが、
青空の下の気軽なお花見には、ちょっと適当なものが見つからなかったの。

帯もお好みの黒系じゃ重すぎるので、今回ばかりは白地を選択。 
着物の竹模様とリンクさせ、白地に紫の縞が効いた繻子帯にしました。

惜しむらくは、気がつくと八掛の裾がビリビリになっちゃってた・・・ってところですが、
そのくらいのアクシデントは、アンティーク着物にはつきものなわけでして。どんまい。
仕立て直すか、自分で手を加えるかして、ぜひまた着たい素敵な着物です。

あ、写真はまた今度ね。先週は撮る前に脱いじゃったから。
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by midori_design | 2008-04-13 17:07 | 和もの生活